2008年02月28日
春のお彼岸
岐阜県葬儀屋ではたらく
ケアサポート事業部 霊園開発課
岩井英明です。
まだ気が早いですけど、お彼岸の話題です。
お墓のイベント関係では丁度、今が旬なので。
お彼岸のお中日の春分の日は
ちょうど、昼と夜の長さが一緒になるそうです。
また、この日は太陽が真東から昇り、
真西に沈むのだそうです。
東には薬師如来の瑠璃土があり、
西には阿弥陀如来の極楽浄土があります。
薬師如来は前世からの迷いや苦しみを治して
この世へ送り出し、現世の様々な心と体の
病を治して来世へ無事に送り出す、と言う役割
があります。
阿弥陀如来はこうして送り出された人々を、
死後、極楽浄土にむかえに来てくださる仏様です。
東から朝日が昇るように新たに人が誕生し、西へ夕陽が落ちるように
人の一生が終わる。
見事な命の受け渡しです。
西方十万億仏土に阿弥陀如来の極楽浄土があるそうです。
お彼岸は、真西に日が沈むので、まさしくその方向に
極楽浄土があるのです。
お彼岸には、お墓に行き、夕陽の方向、極楽浄土に
向かって、感謝の気持ちで手を合わせましょう。
霊園開発課でした。